X(旧Twitter)がパロディアカウントを明確に区別できるようにするため、パロディラベルを導入すると発表されました。
この発表がされたことによりX上では、
・二次創作をアイコンにしているアカウントもパロディとみなされるのか
・ラベルを設定しないと凍結する可能性があるのか
・ラベルを設定してみたけどなんか不快
といった疑問や心配、不満の声が複数あがっています。
二次創作アイコンも対象になるのか、ラベルの設定基準など実際に設定した方の意見も紹介していきたいと思います。
パロディアカウントは二次創作アイコンのユーザーも対象?
ラベル設定基準はアイコンや投稿内容で判断
X(旧Twitter)によるパロディアカウントのラベル導入の発表を受けて、二次創作をアイコンにしているアカウントも設定が必要なのか気になりますよね。
結論から申し上げると、二次創作をアイコンにしている場合はパロディラベルを設定しておいた方が良いです。
今回Xがパロディラベルを導入した目的としては、有名人などのなりすましや偽アカウントによる詐欺や誤情報の拡散といった事態を防ぐために設定されたものと発表されています。
ラベル設定の明確な基準は現時点でないですが、他ユーザーから見て「このアカウントは本人なの?公式?」と少しでも疑われるようなポストは念のため設定しておくことをおすすめします。
また、二次創作をアイコンにして好きなようにポストするのは、著作権などの面から考えてもグレーな部分があります。
パロディラベルの設定は近日中に必須(対象アカウントのみ)になり、設定していない場合はアカウントの停止や凍結の措置をとる場合もあるようです。
ラベルは一度設定してもすぐに解除することができるので、少しでも不安に思う方は設定することをおすすめします。
二次創作とは?
二次創作についてWikipediaで調べたところ、以下のように載っていました。
原典となる創作物を利用して、独自の漫画、小説、フィギュアやポスター、カードなどの派生作品を二次的に創作することを指す。
Wikipediaより
二次創作にはっきりとした定義は存在しないので難しいですが、本物を連想させるようなキャラクターやストーリーなどは全て当てはまる可能性が高いです。
原作や人物など、元となる作品を参考にして仕上がったものは二次創作といえます。
パロディラベルが不快という声も
実際にパロディラベルを設定してみた!というポストが出てきています。
本物のアカウントではないと区別できたり、凍結リスク等の可能性が下がるというメリットがある一方でマイナスな意見も出ています。
毎回パロディ表示されるのが不快
マイナス意見で多くあがっていたのが、ポストする度に毎回パロディ表示されるのが不快・鬱陶しいという声がありました。
パロディラベルの設定をすると、下記のような仮面マークと「Parody account」といった文字がプロフィールとポストに表示されます。
パロディと判別しやすくなりますが、ポストする度に必ず表示されるため「不快だから外してしまった」というユーザーも見受けられました。
プロフィールとアカウント名の変更が面倒
Xの公式からのルールによると、パロディアカウントを設定するにはラベルを付けて終わりではなく、アカウント名やプロフィールのパロディ表示を行うことも必要になっています。
アカウント名であれば、「ファン」「推し」といった公式ではないことの表示、プロフィールであれば、「推しの発信専門アカウント」などの明記しなければなりません。
このようなルールを受けて、「少し手間ではないか」「面倒くさい」「とりあえず静観てみよう」といった声があがっています。
まとめ
今回は『Xのパロディアカウント二次創作アイコンも対象?ラベルが不快という声も』と題して紹介してきました。
・現時点で明確な設定基準はないが、二次創作アイコンもラベル設定をしていたほうが良い
・近日中に必須になるとのアナウンスのため、とりあえず様子を見ていても大丈夫
・パロディラベルが不快という声もちらほら
まだ義務化されていないので、設定せずにとりあえず様子を見るという方も多いようです。
一度設定しても簡単に解除できるので、ファンアカウントを持っている方は試してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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