パリオリンピック女子柔道52kg級、阿部詩選手が2回戦で敗れてしまいました。
敗者復活にも進めず、試合後には泣き崩れて、会場からは詩コールが沸き、阿部詩選手を讃えていました。
しかしその号泣が柔道家としてどうなのか、なぜあそこまで号泣するのか、と疑問の声も上がっています。
〜今回の記事でわかること〜
・阿部詩が号泣した理由は?
・SNSでの賛否の声
阿部詩が号泣した理由は?
阿部詩選手があそこまで人目を憚らず涙した理由は何か?について調査しました。
阿部詩選手が号泣した理由は、当然悔しかったという気持ちもあるでしょうが、下記のことが可能性として挙げられます。
①2連覇へのプレッシャー
1つ目は、2連覇へのプレッシャーです。
阿部詩選手は2020年の東京オリンピックにて、柔道女子52キkg級で見事金メダルに輝いております。
日本では同階級にて、最も早く、パリオリンピックへの代表を内定していたこともあり、日本柔道界からの期待やプレッシャーも計り知れなかったでしょう。
試合後の表情も、まさか自分がここでまた負けてしまうとはと言う驚きの表情隠せず、畳を降りた後に、その重圧に耐えきれず、号泣してしまったことが考えられます。
②怪我への不安
2つ目は怪我への不安です。
阿部詩選手は、東京オリンピック終了後に両肩の怪我により手術をしています。
怪我の発覚からパリオリンピックに至るまでの経緯を下記にまとめました!
【怪我の発覚〜復帰まで】
・肩の関節唇が切れており、肩の安定性が失われていた
・2021年の秋に片方ずつ手術を行う
・約8ヶ月間畳を離れてリハビリ
・2022年3月に練習を再開
・試合感覚を取り戻すのに時間を要する
・全日本選抜体重別選手権では途中棄権など、思うような結果が出ない
・2022年と2023年の世界選手権では連覇
以上のことから、復調の兆しはあったものの、怪我が大きかっただけに、そしてそれを頑張って乗り越えてきたからこその号泣も考えられます。
③パリオリンピックにかけてきた思い
3つ目はパリオリンピックにかけてきた想いです。
ご覧の通り、阿部詩選手は、自身の怪我をより万全の状態にするために出場すべき大会も出場権ギリギリまで調整してたようです。
その結果世界ランキングを落とし、序盤で世界ランキング1位との対戦になったとも言われています。
そこまでパリオリンピックにかけて調整をしていたため号泣してしまったのかもしれません。
④5年間無敗の自信
4つ目は、5年間海外選手に対して無敗であった自信もあるかもしれません。
パリオリンピックでは、時より笑顔を見せるほどリラックスをしていましたし、その裏には海外選手には強いという自信があったと思います。
結果的に、負けてしまい、世界ランキング1位に対しての健闘ではあったものの、自身の負けを受け入れきれず号泣してしまった可能性もあります。
⑤兄妹への想い
5つ目は兄妹への想いです。
ご存知の通り、阿部詩選手の兄は阿部一二三選手です。
東京オリンピックでは初めて兄妹金メダルに輝きました。
元々兄妹仲が良いことでも有名ですし、兄妹で次のパリオリンピックでも連覇すると目標を掲げて4年間一緒に走ってきました。
阿部一二三選手の勝利後インタビューからもそのことが言葉から伝わります。
【阿部一二三選手コメント】
・妹の敗戦に何て言葉をかけて良いかわからなかった
・お疲れ様と伝えた
・4年間2人でやってきたことは無駄じゃない
・妹の分まで やっぱり兄が頑張らないとという気持ちで1日頑張りました
SNSでの賛否の声
SNSでの賛否の声のまとめました!
まとめ
今回は「阿部詩号泣の理由は?負けただけの涙ではない!SNSでは賛否も!」と題して、阿部詩選手の号泣に至った理由について調査しました。
この4年間の想いが詰まった涙だったということですね!!
本当にお疲れ様でした!賛否ありますが、ぜひ胸を張って戻ってきてほしいですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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