2025年2月末頃から、「AppleIDのお支払い情報を更新してください」という内容のメールが届いた報告が多発しています。
一見Apple公式からのメールのように感じていますが、公式を装った迷惑な詐欺メールなので要注意です。
誤ってメールの内容に従い入力してしまうと、情報を盗み取られ被害にあう可能性があります。
大切な個人情報を守るために、最後まで読んで確認しておきましょう!
「AppleIDのお支払い情報を更新してください」メールは要注意!
「AppleIDのお支払い情報を更新してください」のメールが届いたという声が、2025年2月末頃からSNSで多数報告されています。
これがやたらと来て✉️
— エアロビ仮面 (@aerobikamen) February 23, 2025
どうやら詐欺とかではないっぽい?
支払い情報の更新ってなんや🤔?
とりあえずほっとこう pic.twitter.com/Ygmewcx8x3
Apple公式を装った詐欺メール
調べたところ、このメールは公式を装ったフィッシング詐欺メールなので要注意です。
フィッシング詐欺とは、悪意のある攻撃者が個人情報を盗み取るために用いる詐欺手法の1つです。
同じ内容のものが別のアドレスから複数届いたという声もありました。
実際にリンク先に飛ぶと、AppleIDやクレジットカード情報の入力を求められます。
公式と勘違いし、個人情報を入力してしまうと詐欺グループに盗取され悪用される可能性があります。
メール内のURLリンクには絶対飛ばないよう注意してください!
詐欺メールの特徴
現在流行しているAppleを装った詐欺メールの特徴と注意点をまとめています。
●特徴
- 件名は「Apple ID のお支払い情報を更新してください (アルファベット・数字の羅列)」形式
- 送信元がAppleの正規アドレス(@apple.com)に似せた偽アドレスを使用
- 内容はアカウントの安全確保のため、支払い方法の更新を求めるもの
- 「期限内に更新しないとサービスが制限される」などと焦らせる文言あり
最近は詐欺の手口が巧妙化し、被害が急増しています。
普段から注意している方でも、本物とほとんど区別がつかないようなメールが届くので若い世代でも騙されてしまう方が多いようです。
「24時間内に~」「至急」など不安を煽ぐ文言は、詐欺の典型的な例なので鵜呑みにしないようしっかり見極めてください!
詐欺メールの見分け方と対処法を紹介!
詐欺メールが届いても被害にあわないよう公式との見分け方や対処法について紹介していきます。
公式メールの見分け方
公式メールと詐欺メールを見分けるポイントを見ていきましょう。
●送信元の確認
- 正規のドメイン名(@apple.comなど)が含まれているか確認する
- フリーメールアドレスになっていないか確認する
「@yahoo.com」「@google.com」の馴染みのあるアドレスでも企業や公式になりすましている可能性があります。
●メールの内容
- Apple IDと請求先住所として登録した本名(フルネーム)が記載されているか
- 「Dear」「親愛なる」などの疑わしい始まりではないか
- 不自然な日本語表現や文法ミスがないか
●個人情報の要求
- メール本文中でIDやパスワード、クレジットカード情報などの入力を求めていないか
Appleは、メール内のリンクから支払い情報を更新するよう求めることはありません。
支払い情報の更新が本当に必要な場合は、Apple公式サイト(https://www.apple.com/)や設定アプリから直接確認して更新することが一番安全です。
●URLの確認
- メール本文中のURLが正規のものか
- URLに似た形の別の文字(例:数字の「0」とアルファベットの「O」)が使われていないか
詐欺メール内に添付しているURLは、クリックすると偽サイトへ繋がるので、絶対にクリックしないようにしましょう!
詐欺メールが届いた時の対処法
届いたメールが詐欺・迷惑メールと判断できた場合、URL等をクリックせずに削除してください。
SNSが普及しているおかげで、詐欺や迷惑メールについての投稿がタイムリーに共有されています。
もし迷惑メールがどうかの判断が難しい場合は、SNSや検索して似たような事例がない確認してみることもお勧めです。
不審なメールが届いたら、公式サイトや設定アプリから直接確認してみて警告やエラーなどが出ていなければ問題ないことがほとんどなので安心してくださいね。
もしそれでも不安が残るようであれば、Appleサポートに直接問い合わせてみても良いと思います。
→Official Apple Support
まとめ
今回は『AppleIDのお支払い情報を更新してくださいは詐欺メール!見分け方や対処法は?』と題して紹介してきました。
・Apple公式をなりすましたフィッシング詐欺メールが多発
・添付URLは絶対クリックしないこと!
・気になる場合は公式サイトや設定アプリから直接確認する
・迷惑メールを受信したら削除する
万が一偽サイト内で情報を入力してしまった場合は、直ちにIDやパスワードの変更、クレジットカード会社へ連絡することを推奨します。
知らないアドレスや見覚えのない内容のメールが届いた場合は、疑いから入って詐欺に騙されないよう注意しましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
コメント