2024年10月27日の衆議院選挙において、与党が過半数割れという状態に陥りました。
さらに現役大臣や元大臣など大物人物が次々と落選していったことも注目を集めています。
現役大臣が落選したらどうなるのか?そんな声が多くあがっているようです!
そこで今回は大臣が落選したらどうなるのか?当選者から再指名となるのか?さらには関係なく続投できるのか?解説していきます!
〜今回の記事でわかること〜
・「大臣」選定のルールについて
・大臣落選したらどうなる?
・今後の展望は?
「大臣」選定のルールについて
まず、大臣選定のルールについて解説します。
そもそも「大臣」は「国会議員でなければならない」というルールはありません。
つまり国会議員じゃないいわゆる民間人でも大臣になれます。
過去の例でいうと、小泉純一郎内閣の竹中平蔵氏などが代表されますね。
他にもこれまで国会議員ではない大臣(いわゆる民間人の大臣)が誕生しています。
たとえば防衛問題についての評論家(もともとは自衛官)が防衛大臣をやったことがあるし、経済についての学者さんが経済関係の大臣をやったこともあります。
ただし全大臣の過半数は国会議員でなければならないというルールはあるので、最大でも半分未満が国家議員以外でも問題ないということです。
大臣落選したらどうなる?
次に、大臣落選したらどうなる?という点を解説します!
結論、現職大臣が落選したからといって、ルール上はそのまま大臣を続けても問題はないです。
しかし現実的には恐らく変わることになると思います。つまり別の人を新たに大臣に任命すると思われます。
その理由は、もともと国会議員だったのに選挙で敗北した者を選ぶことは、選挙に参加した国民の民意に背くことになるので、指名した内閣総理大臣への批判に繋がりかねないからです。
「今回選挙で落ちたけど大臣続けてもらいます」という考え方は、世論が許してくれない可能性が高いということですね。
今後の展望は?
最後にここまでを踏まえて、今後の展望を予想してみます。
今回の衆院選で自公連立政権が少数与党となっている状態です。
この状態では、落選した大臣をそのまま再任することは難しいと言わざるを得ません。
しかしながら、落選した大臣だけを変えるとなるとこれも一部不平不満や批判が出る恐れがあるため、「内閣改造」とか「プチ内閣改造」という形で組織編成を行い、明らかに落選した議員を外すということをぼやかす可能性が高いと思われます。
まとめ
今回は「大臣が落選したらどうなる?大臣選定のルールや手順をわかりやすく解説!」と題して、大臣選定のルールについて解説しました!
今回の与党過半数割れによって様々な余波がありそうですね。
↓与党過半数割れするとどうなるのか?についてはこちらでわかりやすく解説しています!↓
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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