神奈川新聞社のジャーナリストである石橋学記者が参政党から出禁(取材拒否)となったことが話題となっており、参政党も断ったことを認めています。
なぜ神奈川新聞社は出禁となってしまったのか?記者である石橋学は何者で何をしたのか?について世間の声も交えながら調査していきます!
~今回の記事でわかること~
・神奈川新聞社出禁の実態
・神奈川新聞社出禁の理由
・石橋学とは?
・本件に対する世間の声は?
神奈川新聞社出禁の実態
2025年7月、参政党が定例記者会見において、神奈川新聞社の記者による取材を拒否(いわゆる「出禁」)した事例が報じられました。
これは特定の記者に対して会見会場から退出を求めたもので、政党側も「取材を断ったのは事実」と認めていますね。
神奈川新聞社出禁の理由
神奈川新聞社出禁の理由は、公式の理由と、背景的な理由の2つが存在するようなのでそれぞれ分けてまとめていきます!
公式説明と直接的な理由
2025年7月、参政党の定例記者会見にて、神奈川新聞社の石橋学記者は「事前の出席申請をしていない」との理由で会場から退出を求められました。
参政党は「過去に会見に参加した記者以外は事前申請が必要だった」と説明していますが、このルール自体が十分に周知されていなかったことを認めています。会見案内に「事前登録必須」との明記はなく、理由や基準については取材に対し明確な説明を保留しています。
背景的理由・実質的な要因
批判的報道への反発
神奈川新聞、特に石橋記者は参政党や党候補の言動・態度について批判的な記事を継続的に執筆しており、このことが出禁扱いの背景にあるとみられます。
政党側の見解
参政党側からは「内部で検討したい」とし、取材拒否の直接的動機や記者の問題点については明言を避けています。
記者の取材姿勢
石橋記者は、ヘイトスピーチ問題や差別的な発言を批判的・追及的に報道してきた実績があり、その姿勢自体がしばしば議論を呼び起こしていました
石橋学とは?
石橋学(いしばし がく)は、日本のジャーナリストで、神奈川新聞社所属の記者です。
主にヘイトスピーチ問題、在日コリアン関連、差別問題の取材で知られ、現代日本の社会的マイノリティや人権課題に焦点を当てた報道活動を続けています。
基本プロフィール
項目 | 内容 |
---|---|
氏名 | 石橋 学(いしばし がく) |
生年 | 1971年 |
出身地 | 東京都(幼少期を神奈川県鎌倉市で過ごす) |
学歴 | 早稲田大学社会科学部 卒業 |
入社 | 1994年 神奈川新聞社 |
現職 | 神奈川新聞社 川崎総局編集委員(2018年~) |
【取材・論説スタイルの特徴】
・差別やヘイトスピーチに対して中立を取らず、断固たる批判と実名での指摘を行う姿勢が特徴。
・取材現場では厳しい議論や対立もいとわず、現場の当事者意識、問題提起色が強い。
・一部の団体や関係者からは訴訟提起を受けることもあり、2023年には「名誉毀損」を巡る訴訟(佐久間吾一氏との訴訟)で逆転勝訴。「差別を批判する権利と報道の自由」が司法でも認められた事例となった。
・業界内外で、その報道姿勢は高い評価と同時に賛否・論争も呼んでいる。
本件に対する世間の声は?
神奈川新聞社記者が参政党の会見から排除(いわゆる「出禁」扱い)となった件について、世間の声や反応は賛否が分かれている状況です。主な反応は以下のとおりです。
批判・問題視する声
〇報道機関やジャーナリストの間では「知る権利」の侵害、言論統制につながる危険な行為だと強く批判する声が多数あります。
・神奈川新聞社自身が「国民・市民の知る権利をないがしろにする行為で、到底容認できない」と抗議文を提出しています。
・「政党交付金を受ける公党は説明責任があり、不当な取材拒否は認められない」との主張
・SNSでも「これは言論統制への一歩」「批判的な報道を封じるものだ」と懸念を表明する声
支持・肯定的な声
〇参政党やその支持層、保守系ネット層などからは、取材拒否を擁護・肯定する意見も見られます。
・「活動家新聞の取材なんて受ける意味無いだろ」「偏向報道への対抗として当然」といった意見
・「記者側が公平・中立でなく活動的すぎる」「報道の自由があるなら、取材拒否の自由もあるはず」との主張
中間的・冷静な見方
・「どちらにも問題がある」「政治家が取材を受けるかは自由だが、公党として説明責任が問われる」
・「本件をきっかけにメディアと政治の関係を議論すべき」といった中庸な意見もみられます。
まとめ
今回は「神奈川新聞社出禁の理由は?石橋学は参政党に何をしたのか?世間の声も」と題して、参政党が行った話題の神奈川新聞社出禁について調査しました!
まとめると・・・
・神奈川新聞社出禁は公式の理由と背景的理由の2つが存在する
・背景的理由の1つに石橋学の批判的な姿勢がある
・世間の声は様々である
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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