パラリンピック女子マラソンで道下美里選手は、銅メダルに輝きました!
しかし実際は4着でゴールしましたが、3着でゴールしたスペイン選手の伴走者であるガイドランナーが違反行為を行ったとして、失格となり、繰り上がりで道下選手がメダルを獲得しました。
ここでパラリンピックにおけるマラソンの伴走者であるガイドランナーの役割やルールが注目されています!
〜今回の記事でわかること〜
・ガイドランナー(伴走者)のルールは?
・スペインの女子マラソン選手が失格したのはなぜ?
・ガイドランナー(伴走者)の役割とは?
・ガイドランナー(伴走者)になれる人とは?
ガイドランナー(伴走者)のルール
パラリンピックのマラソンでのガイドランナー(伴走者)のルールとはどのようなものなのか?
ガイドランナーのルールを調べると・・・
【ガイドランナーのルール】
・視覚障害を持つランナーと一緒に走る
・スタートからゴールまで誘導する
・1メートル程度のロープを輪状に結んだもの(ガイドロープ)を選手と伴走者がそれぞれ持ち、声で方向や周囲の状況などを伝える
・速く走るための援助を行っていると判断される行為はNG
(例えば、選手を引っ張ったり、選手より極端に前を走ったりする等)
・フィニッシュでは、競技者が先にフィニッシュラインを越えなくてはならない
・同時もしくは伴走者が先着した場合は失格
・5000m以上の種目では2人の伴走者が認められる
・伴走者の反則は競技者の反則となる
このようにパラリンピックのマラソンにおける伴走者であるガイドランナーのルールは細かく決められています。
スペインの女子マラソン選手が失格したのはなぜ?
スペインの女子マラソン選手が失格した理由を調査しました!
ガイドランナー(伴走者)がフラついてしまい、代表選手(エレナ・コンゴスト)の手を握ってしまったことが理由です。
合わせてフィニッシュ付近でガイドランナーがフラついていたため、競技者より先にガイドランナーがフィニッシュラインを越えてしまったということも考えられますね。
ガイドランナー(伴走者)の役割とは?
ガイドランナー(伴走者)の役割はどのようなものなのか?
結論から言うと、
声掛けや誘導をしながら、最後まで危険のないように、無事にゴールまで届けることです。
【役割】
ガイドランナーは国際ルールに則り、
・選手に口頭でコースの状況や路面の状態などを逐次伝えながら並走すること
・選手の通過タイムや順位などの状況を伝えること
・走行中はガイドランナーの目に入ってくる情報を選手に実況中継するようこと
などがガイドランナーの役割とされています。
視覚障害である選手と、絆や信頼関係が結果に影響してくるため、ガイドランナーの責任は大きいと考えられます。
ガイドランナー(伴走者)になれる人とは?
ガイドランナー(伴走者)になれる人はどのような人か?基準が決まっているのか?について調査しました!
結論から言うと、
伴走者に資格は必要ありません。 つまり誰でもなれるということです。
マラソンが好きであれば誰でも伴走をすることができます。
練習会などに参加しながらガイドランナーとしての経験を積んでいくようですね。
しかしパラリンピック出場の選手ほどとなると、ガイドランナーもある程度の実績が必要と考えられます。
例えば日本人は、日本人選手は箱根駅伝経験者など陸上長距離経験者などとペアを組む傾向にあります。
しかしこちらも明確な基準は定められておらず、海外も同様に明確なものはないようです。
まとめ
今回は「パラリンピック女子マラソン失格はなぜ?伴走者のガイドランナーのルールや役割は?」と題して、道下選手の繰り上がり3位の裏で注目されたガイドランナーについて調査しました!
ガイドランナーと選手は信頼関係で結ばれており、相性や経験が一定数必要なようですが、特に資格とかは必要ないようですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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