SHEINの衣類から発がん性物質が基準値以上に含まれていることが発覚し話題となっています。
そのことですでに購入している人から、洗えば良いのか?捨てるべきか?等、多くの声が上がっています。
〜今回の記事でわかること〜
・SHEINに発がん性物質発覚の経緯
・SHEINに発がん性物質は何を指すか?
・SHEINに発がん性物質は洗えば取れるのか?
SHEINに発がん性物質発覚の経緯
SHEINに発がん性物質発覚の経緯について説明します。
①韓国ソウル市の健環境研究院と外部専門機関がSHEINや Temu等の販売品について調査
②約1ヶ月間の調査で、化粧品、食品容器、衛生用品など計330件を検査
③7月18日に結果を公表
④いくつかの品目から発がん物質や安全性に問題になる成分が検出
このような経緯で発覚しており、日本の調査ではないようです。
SHEINに発がん性物質は何を指すか?
では、SHEINに発がん性物質は何を指すのかについて調査しました。
発がん物質や安全性に問題になる成分
・アリルアミン
・ホルムアルデヒド
・フタル酸エステル
(アリルアミン)
短期的な曝露でも眼や皮膚、呼吸器に強い刺激を与え、長期的には心血管系に影響を及ぼす恐れがあります。
(ホルムアルデヒド)
皮膚感作性や呼吸器感作性があり、長期間の曝露は中枢神経系や呼吸器に障害を引き起こす可能性があります。
発がん性が認められております。
(フタル酸エステル)
内分泌攪乱作用があり、生殖機能や発達に悪影響を及ぼすことが知られており、特に子どもや妊婦に対する影響が懸念されています。
SHEINに発がん性物質は洗えば取れるのか?
SHEINに発がん性物質は洗えば取れるのか?について解説します!
①アリルアミンは洗えば取れる?
アリールアミンは、染料に使われ、発がん性が確認されています。
染料と同じであるということは何度も洗っても基本的には落ちにくい性質があると思われます。
② ホルムアルデヒド
ホルムアルデヒドは、シワ防止加工に使われ、皮膚障害や発がん性があります。
こちらも同じ落ちにくい性質があると思いますが、何度も洗えば可能性はあるでしょう。
③ フタル酸エステル類
フタル酸エステル類、プラスチックの柔軟剤として使われ、生殖毒性や発がん性が報告されています。
こちらも同じ落ちにくい性質があると思いますが、何度も洗えば可能性はあるでしょう。
以上をまとめると・・・
衣類に含まれる発がん性物質は、洗濯によってある程度減少させることができますが、完全に除去することは難しい場合があります。
まとめ
今回は「SHEINに発がん性物質はどれ?洗えばきれいに取れるのか?」と題して、発がん性物質が発表された、SHEINの衣類について調査しました!
安いのには理由があると言えばそうかもしれませんが、ECサイト以外でも、含まれてる可能性のある成分です。
これから注意深くみる必要があるかもしれません。
最高まで読んでいただきありがとうございました。
コメント