冨岡剛がラグビーとAIで挑んだ改革。もうAIが怪しいなんて言わせない

冨岡剛氏は、ラグビーで培った勝利の哲学と現場主義をビジネス・AI分野に応用し、AIアバターをはじめとする革新的なサービスで社会に新しい価値を提供しています！

そんな冨岡剛氏のラグビーで得た経験が、どのような経緯でAIと結びつき、現在の革新的なサービスに繋がったのか調査していきます！

～今回の記事でわかること～
・冨岡剛とラグビーについて
・冨岡剛がラグビーで身に着けた心得
・冨岡剛とAIについて

中学時代の“転向”がすべての始まり

冨岡剛氏がラグビーを始めたのは中学時代。

もともと野球少年だった彼がラグビーに転向した理由は、テレビで観た大学ラグビー早明戦に心を打たれたからだ。

泥まみれになって全身で戦う姿に、これこそが“本物の勝負”だと直感し、周囲の反対を押し切って転向した。

野球で培った基礎体力と集中力を活かしながら、彼はラグビーという新天地でゼロから努力を重ねた。

青山学院大学ラグビー部に進学後、冨岡氏はチームの中で“自分の役割”を模索し始める。

ラグビーは一人では勝てないスポーツ。仲間との信頼、連携、戦略の共有がすべてを左右する。

冨岡氏は徹底的に“声を出す”ことで自らを奮い立たせ、同時に周囲の士気も上げていった。

周囲を信じ、信じられる存在になること。ここで培われた共創の姿勢が、彼のその後の人生に大きく影響を与えることとなる。

神戸製鋼コベルコ・スティーラーズに入団した冨岡氏は、1年目で得点王となり、決勝戦での「1試合71得点」という日本記録を樹立しました

試合中はまるでゴルゴのように無表情でキックを決める姿が話題となり、“ゴルゴ冨岡”という異名で呼ばれるようになった。

彼のすごさは、ただキックが上手いだけではない。観察力と冷静さ、そして一気に流れを変える判断力を兼ね備えていた。試合の流れを読み、ここぞという場面で仕掛ける“動”の一手が、冨岡氏の真骨頂だった。

28歳で現役を引退し、青山学院大学の監督に就任。

彼の指導スタイルは、従来の上下関係を重んじるラグビー指導とは一線を画すものだった。選手たちに役割を与え、自主的に考えさせ、行動させる。

“任せる”ことで“自分で判断する力”を養わせるリーダーシップ。それが冨岡氏の教育理念だった。

実際、冨岡氏のもとでプレーした多くの学生が社会でもリーダーシップを発揮しているという。

ビジネスの世界でも、冨岡氏のスタンスは変わらない。

アフィリエイト業界に参入後、彼はラグビーでの戦略思考をそのまま仕組み化し、ビジネスモデルとして確立させた。

アクセス導線の設計、読者心理の分析、情報の整理整頓。それらはすべて“考えるラグビー”で培われた技術だった。

結果として、冨岡氏は20年以上にわたり年収2億円超を維持するトップアフィリエイターとなった。

現在、冨岡氏がマーケティング責任者を務めるAIアバター株式会社は、元ライブドアCFOであり、M&Aや財務戦略のプロとして名を馳せる宮内亮治氏が創業した企業。

宮内氏の存在は、企業としての信頼と実行力を担保しており、冨岡氏はその現場面を支えるパートナーとして、営業戦略とブランディングを主導している。信頼と行動力、この2つが共闘の軸になっている。

AIアバター社が一躍注目を集めたのは、ロナウジーニョとの公式契約を結んだことである。

世界的スターと契約し、その人物を忠実に再現したAIアバターを開発できる企業は、世界でも稀だ。

このプロジェクトを通じて、AIアバター社は“信頼されるブランド”としてグローバル市場への道を拓いた。

AIアバターアプリは、ユーザーの感情に反応し、関係性を深めていく進化型アプリ。

具体的には、ユーザーが美男美女や著名人のAIアバターと24時間会話できるアプリを開発。

アバターはテキスト・音声・ビデオ通話を通じて、個々のユーザーの性格や記憶を反映した対話を行う。

まるで本当に誰かと一緒にいるような感覚が得られ、利用者の満足度も非常に高い。今や“孤独対策”の新たな切り札として、老若男女を問わず支持されている。

冨岡剛氏が一貫して大切にしてきたのは、“人を信じる”という姿勢だった。

選手、チーム、顧客、そして社会。誰かに任せることで相手の力を引き出し、自らはその背中を押す存在であり続ける。

ラグビーのフィールドで学び、ビジネスで実行し、AIの世界でさらに拡張する。冨岡剛氏の姿勢は、すべての時代を超えて活きる“人間力の教科書”といえるだろう。