バス運転手が人手不足の理由は7つ!年収や向いている人はどんな人?

話題

バス運転手が人手不足のため働く人が少なく、問題が深刻化しているようです。

新規で働く人も少ないが、同様に辞めていく人も少なくないため、慢性的な人手不足の問題が解決されていないようです。

2030年には、バス運転手が3万6000人も不足することが考えられております。

私たちにとって大きな役割をしている公共交通機関であるが、人手不足により、バスの便がほとんどなくなる日も遠くないかもしれません。

ではバス運転手の人手不足の理由は何か?そこを調査してみました!

今回の記事でわかることは、

・バス運転手が人手不足な理由について

・バス運転手に向いている人

これらのことを紹介します!

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バス運転手が人手不足な理由7つ

バス運転手が人手不足な理由は、様々あります。1つだけではなく、たくさんの要素が複合的に入り乱れている状態です。

1つ1つ整理していきましょう!

①体力的にきつい

1つ目は、体力的にきついということです。

バス運転手の種類にもよりますが、夜行バス運転手や高速バス運転手や長距離バスなどは、時間的拘束時間が長いうえに、夜間の時間帯も運転することもあります。

ここ数年はバス運転手の居眠り運転による事故も散見されたため、体力的にきつい職業であることがイメージ付いた可能性が高いでうs。

②働き方改革によって生まれる悪影響

2つ目は、働き方改革によって生まれる悪影響です。

1つ目にもあったように「体力的にきつい」という状態が続いていたため、働き方改革の一環として、時間外労働時間が厳しく制限されることとなりました。

そのことで生まれてくる悪影響が、賃金の低下です。

働き方改革導入以前は、最終のバスを運転して、車庫で軽く休息をとって始発から運行することで、時間外手当など高額についていましたが、それがなくなることを意味します。

現在、バス運転手の平均年収は400万程度とされており、日本人の平均年収から比較すると低い傾向にあるようです。

そのような中で、手当がなくなるというのは痛いですね。

これがいわゆる、バス運転手の「2024年問題」です。今年の4月から導入されるためさらに人材離れが深刻化する可能性があると考えられています。

③乗客とのトラブル

3つ目は、乗客とのトラブルです。

バス運転手にとって乗客とのトラブルは日常茶飯事にようです。

例えば、乗車賃の支払いについてや、バスの到着が遅れたことで文句や嫌味を言われたり、ブレーキや発進に対してクレームを言ってくる乗客もいるようです。

このように乗客から様々な理由でトラブルになる要素を含んでいます。

④1人で対応することが多い

4つ目は、1人で対応することが多いことです。

前述したように乗客とのトラブルも絶えません。さらにその人以外にも乗客がまだいるためすぐに対応をしなければなりません。

そのような場合でもクレームにならないように迅速にかつ丁寧に1人で対応していかなければなりません。

数年前までは運転手は2人体制でしたが、人手不足の影響から今は1人しかいません。

⑤一般自動車からのクレーム

5つ目は、一般自動車からのクレームです。

一般自動車よりもバスは車体が大きく、どんなに気を遣っていたとしても、理不尽な理由でクレームをつけられることも多いようです。

バス会社としてもクレームがくる運転手にも責任があると考えられているケースがほとんどのため、ドライブレコーダーで、相手側が悪くても、謝罪する方向に進んでしまう傾向にあります。

⑥事故のリスク

6つ目は、事故のリスクです。

毎日、運転をしていると事故のリスクを避けることはできません。自身がどれだけ気をつけていたとしても事故は起こり得ます。

まして多くの乗客を乗せて運転しているため、その責任感やプレッシャーは大きいと思います。

安全運転を常に心がける必要があります。

⑦常に監視されているプレッシャー

7つ目は、常に監視されているプレッシャーです。

車内カメラで運転手の行動や仕草まで逐一監視されていますし、窓も大きく多くの人から見えるため、一般の人々からも監視されている状態です。

このご時世、ひとつのミスやひとつの行動がSNSを通して非難されることも少なくありません。

常に監視されているというプレッシャーはバス運転手にとっては大きいでしょう。

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バス運転手に向いている人

ここまでバス運転手の人手不足理由にふれてきましたが、バス運転手に向いている人についても紹介します!

①運転が好き

まず第一に、「運転が好き」であることは向いている要素になります。

1日のうち長い時間運転しますので、運転が苦でなく、楽しんで運転ができる人が向いていると思われます。

②状況判断・時間管理ができる

第二に、状況判断・時間管理ができる人があげられます。

バスの時刻は基本的に決まっているためそれを念頭に運転を進める必要があります。

また事故や道路状況によってはアナウンスや、状況報告など迅速な対応も必要になるため、状況判断や時間管理ができる人は向いていると考えられます。

③マイペース

第三に、マイペースな人もあげられます。

これは時間管理ができるうえで、周りに影響されず、様々な乗客に対しても気持ちを荒げず、冷静に自分のペースで対処できるという力も必要と考えられるためです。

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まとめ

今回は「バス運転手が人手不足の理由は7つ!年収や向いている人はどんな人?」と題して、2024年問題に直面している、バス業界について調査しました!

たくさんの理由から、人手不足が深刻化しているようですね。

自動運転などが広がる一方で、やはり人が必要なのも事実です。

早急な対策でこの問題を解決してほしいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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