2025年の3月上旬からiCloudの詐欺メールが散見されており、その量も多く、しつこい!という声があがっております。
iCloudの詐欺メールとは何か?そして詐欺メールを減らすための対処法はあるのか?調査しました!
~今回の記事でわかること~
・iCloudの詐欺メールについて
・iCloudの詐欺メールの見分け方
・iCloudの詐欺メールを減らす方法
iCloudの詐欺メールについて
昨今話題となっている「iCloudの詐欺メール」について解説します。
iCloud詐欺メールとは、AppleやiCloudになりすまして送られてくる悪意のあるメールのことです。
これらのメールは、ユーザーの個人情報やApple IDの認証情報を盗み取ることを目的としています。
以下が、iCloud詐欺メールの内容です。
【詐欺メールの主な内容】
Apple IDに関する重要なお知らせ
「お客様のAppleIDに関連する最新のセキュリティ対策として、アカウント情報の確認と支払い方法の更新が必要です」という文言があり、「お客様のアカウントの安全性を確保するため、以下の手続きをお願いいたします。」と誘導してくる。
Apple ID情報更新通知
「Apple ID情報が更新されました」などとして、不審な変更を確認させるためフィッシングサイトへ誘導してくる
iCloudの詐欺メールの見分け方
iCloudの詐欺メールかどうかの見分け方は下記5つで対応できます。
①送信元の確認
⇒ AppleからのメールはApple IDに紐づけられたアドレスにのみ送信されます。関係のないアドレスに届いた場合は詐欺の可能性が高いです。
②URLの確認
⇒リンクをクリックする前に、URLが「apple.com」や「icloud.com」で終わっているか確認します。iPhoneやiPadではリンクを長押しして、Macではポインタを置いてURLを確認できます。
③個人情報の入力に注意
⇒Appleは、メールで個人情報やパスワードの入力を求めることはありません。
④公式サイトでの確認
⇒不安な場合は、Apple IDの公式サイトに直接アクセスして、アカウントの状態を確認します。
⑤最新のセキュリティ対策
⇒デバイスのソフトウェアを最新の状態に保ち、信頼できないソースからのメールの添付ファイルは開かないようにします。
iCloud詐欺メールに騙されないよう、常に警戒心を持ち、不審なメールには慎重に対応することが重要です。
iCloudの詐欺メールを減らす方法
iCloudの詐欺メールを減らす方法について調査しました!
迷惑メールフィルター設定する
届いている詐欺メールをもとに迷惑メールフィルター設定する方法を紹介します!
①iCloud.comにアクセス
⇒ウェブブラウザでicloud.comにアクセスし、Apple IDでサインインします。
②「メール」アプリを開く
⇒iCloud上の「メール」アイコンをクリックして開きます。
③設定メニューを開く
⇒画面左上の歯車アイコン(設定)をクリックし、「設定」を選択します。
④フィルタリングルールを作成
・設定画面で「ルール」タブを選択し、右上の「+」(追加)ボタンをクリックします。
・ルール名を入力し、以下の条件を指定します
・フィルタリングする条件(例: 特定の送信者やキーワード)
・条件に一致した場合のアクション(例: 「迷惑メールフォルダ」に移動)
⑤保存
⇒設定が完了したら「保存」をクリックします。
詐欺メールを迷惑メールとして報告
届いたメールを都度、Appleへ報告をするという方法です。
各個人の受信したメールを reportphishing@apple.com に転送することで、Apple側で対策が取られる可能性が高まります!
メールアドレスの変更
現在使用しているメールアドレスを変更することで詐欺メール(迷惑メール)がこなくなると考えられます。
しかしこの変更により様々な登録を変更する必要も出てきますし、詐欺メールや迷惑メールの多くは一時的なものになるので、その辺りの兼ね合いで検討した方が良いと思われます。
まとめ
今回は「iCloudの詐欺メールがしつこい!3つの対処法で大量のメールを減らす!」と題して、iCloudの大量に届くメールについて調査しました!
この対処法には大きく3つあるようですが、いずれにしても詐欺メールや迷惑メールによって、被害者が対策するしかないのが現状です。
このようなフィッシングメールがなくなると一番良いですよね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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